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パフォーマンスバジェットを作成してアラートを設定する

パフォーマンスバジェットを作成してアラートを設定する 【中級】

目的:「Favorites dashboards」でLUXおよび合成メトリックのパフォーマンスバジェットを作成、および編集する方法について

Written by Joseph Wynn

なぜパフォーマンスバジェットが必要か?

パフォーマンスバジェットは、ウェブパフォーマンスツールボックスの重要なツールです。 SyntheticとLUXメトリックの両者または片方が一定のしきい値を超えるたびに通知することで、ページのパフォーマンスを監視する手間が省けます。

なぜパフォーマンスバジェットは通知を行うのか?

SpeedCurveは、1つ以上のパフォーマンスバジェットを超えたときに警告します。 電子メールやSlack、HipChatなどのWebhookエンドポイントにアラートを送信します。
予算がしきい値を上回ったときにアラートを送信するのと同様に、しきい値を下回ったときにもアラートを送信します。これにより、行った変更がパフォーマンス上の問題を修正したかどうかを簡単に知ることができます。

あまりにも多くのアラート送信は望ましくないため、バジェットステータスが変更されたときに(つまり、低くしたことで超過となった場合や、高くしたことで過小に戻った場合のみ)アラートを送信します。テストが10回以上、または連続した時間において超過している場合は、最初の超過についてのみ通知を送信します。

パフォーマンスバジェットを作成する方法

パフォーマンスバジェットは、「Favorites chart」に付属しています。チャートにプロットされた合成およびLUX(RUM)メトリックのいずれかに設定できます。 (お気に入りのチャートを作成する方法については、「Create custom dashboards and charts(カスタムダッシュボードとチャートを作成する)」をご覧ください)。
「Favorites chart」にパフォーマンスバジェットを追加するには、チャートを編集するために歯車のアイコンをクリックします。

それから「BUDGET」タブをクリックします。

パフォーマンスバジェットは3つの仕組みに分かれます。

 1.バジェットを設定するメトリック。チャートにプロットされているメトリックから選択できます。 別のメトリックを選択する場合は、まず「FILTERS」タブに移動して、メトリックを追加します。(SpeedCurveは、「パフォーマンスバジェット」ダッシュボードを「Favorites」内に自動的に提供します。それにはデフォルトのメトリックとバジェットが付属しています。詳しくはこのページの下部にある「Suggested performance budgets(推奨されるパフォーマンスバジェット)」を参照してください)。

 2.バジェットのしきい値。 「Budget Threshold(バジェットしきい値)」は絶対しきい値です。これは、チャート上の任意のポイントがこの値を上回ったり下回ったりすることでバジェットを超過することを意味します。 「Budget Rate of Change(バジェットの変化率)」は相対的なしきい値です。つまり、チャート上の任意のポイントが前のポイントに対して指定されたパーセンテージ以上変化すると、バジェット超過となります。 詳細については、下の「How thresholds work(しきい値とは)」セクションを参照してください。

 3.バジェットのアラート設定。 バジェットはパフォーマンス上の問題を警告するときに最も便利ですが、必要に応じてアラートを無効にすることもできます。 バジェットが一定の回数を超えた場合にのみアラートを受信することもできます。 これは、予算のしきい値前後で変動するメトリックの誤報の数を減らすのに便利です。 詳細については、以下の「Tuning performance budgets(パフォーマンスバジェットの調整)」を参照してください。

バジェットのメトリックとしきい値を設定したら、「SAVE」をクリックします。チャートに赤のしきい値ラインが表示されます。

 

しきい値とは

パフォーマンスバジェットのしきい値には、絶対的なものと相対的なもの(または変化率)の2種類があります。

絶対しきい値

絶対しきい値は、チャート上の水平の赤線で表される固定値です。あるメトリックは、その値がしきい値を超えると、絶対しきい値を超えます。あるメトリックは、その値がしきい値以下である場合、絶対しきい値の下で交差します。

 

相対しきい値(変化率)

相対しきい値(変化率とも呼ばれる)は、パーセンテージで指定された動的値です。あるメトリックは、その値がしきい値のパーセンテージ以上変化すると、相対しきい値を超過します。相対しきい値はSpeedCurveのダッシュボードには表示されませんが、メトリックの許容変化率を示す水平の緑色のバーとしてアラート内に表示されます。たとえば、下のアラートでは、相対しきい値は15%です。 グラフの前の値は2.52であり、許容変化率は2.14(2.52未満15%)と2.90(2.52以上15%)の間の値です。 チャートの最新の値は4.17で、許容変化率の上限値より44%高い値です。

 

バケットサイズが大きい相対しきい値

「バケットサイズ」アラートは、バジェットが超過した場合のアラートに基づいて決定されます。合成の場合は<N>回、LUXの場合は<N>時間です。 バジェットのバケットサイズが1より大きい場合、最新のN値と以前のN値を比較することによって相対的なしきい値が計算されます。
以下のアラートでは、バケットサイズは3で、相対しきい値は20%です。 したがって、しきい値境界は、前の3つの値の平均の上下20%で計算されます。 アラートは、最新の3つの値がしきい値の境界外にある場合にのみ送信されます。

 

推奨されるパフォーマンスバジェット

SpeedCurveプランにサインアップすると、「パフォーマンスバジェット」ダッシュボードが「Favorites」に自動的に提供されます。 このダッシュボードには、いくつかのデフォルトのメトリックとバジェットが含まれています(リンクをたどって、そのメトリックが優れていると考えられる理由をご理解ください)。

重要:これらのデフォルトは、貴社の分析のための出発点となるよう意図して設定しています。 これらのメトリックと数値のいくつかはサイトに関連しているかもしれませんが、関連性の低いものもあります。デフォルトには存在しないメトリックを追加したい場合もあるでしょう。
カスタムメトリックをトラッキングする場合は、カスタムメトリックのためのパフォーマンスバジェットを作成することをお勧めします。

また、実際のユーザー監視ソリューションであるLUXを使用している場合は、下記のメトリックをトラッキングすることをおすすめします。

他のSpeedCurveダッシュボードで自社のデータを見て、貴社のサイトにとって最も意味のあるパフォーマンスバジェットを作成することを強くお勧めします。また、競合他社のサイトを監視して、他社よりも速い速度を保つのに役立つバジェットを作成することをお勧めします。

 

アラートの設定方法

パフォーマンスバジェットアラートの送信先を設定するには、アカウント設定で「Notifications(通知)」セクションを探します。

 ・Slackチャンネルにアラートを送信する
 ・HipChatにアラートを送信する

 

パフォーマンスバジェットを調整する方法(例:メールの数を減らす方法)

SpeedCurveは、バジェットのステータスが変わるたびに、つまりメトリックがいずれかの方向にしきい値を超えるたびに警告メールを送信します。 たとえば、次の図のように、しきい値を基準にメトリックが変動した場合、多数のアラートが送信される可能性があります。

アラートバケットサイズを変更することで、不安定なメトリックと併用して、有用なパフォーマンスバジェットを設定することができます。この数値は、警告が送信される前にメトリックが予算のしきい値を超えなければならない連続回数を設定します。上記のチャートでは、アラートが多すぎるのを避け、メトリックに大きな変更があった場合でもチームに通知することができるようにするには、値は3で十分です。

アラートが送信される前にしきい値を超えなければならないデータのポイント数または時間の長さを設定できます。 以下の例では、アラートは、最終ポイントがしきい値を超えた後にのみ送信されました。

ケーススタディ:ZillowがSpeedCurveを使用してパフォーマンスバジェットを作成し、実行する方法をご覧ください

 

 

 

 

 

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