株式会社ドーモ(本社:東京・築地、代表取締役:占部雅一)は、ウェブサイトのパフォーマンス計測サービスを提供するSpeedCurve社(本社:ニュージーランド・オークランド)と業務提携し、日本における正規代理店として、パフォーマンス計測ツール**「SpeedCurve(スピードカーブ)」**の販売、サポート、およびパフォーマンス改善コンサルティングサービスの提供を開始しました。
この発表は、多くの企業が抱える「ウェブサイト表示速度の遅さ」という課題を解決するためのものです。Eコマースをはじめ、ユーザー体験(UX)やコンバージョン率を重視する企業にとって、ページの表示速度は売上に直結する重要な要素です。
なぜウェブサイトの表示速度が重要なのか?
現代のウェブサイトは、ユーザーが快適に操作できるかどうかが成功を左右します。GoogleやAmazonのような大手企業が、**「操作開始から3秒以内での表示完了」**を推奨する中、日本のモバイルウェブの表示速度は遅いのが現状です。
多くの企業がGoogleアナリティクスのようなアクセス解析ツールは導入しているものの、表示速度を客観的にモニタリングする環境がないため、自社サイトのパフォーマンスを正確に把握できていないケースがほとんどです。これからは、アクセス解析に加え、パフォーマンス計測を行うことが、ウェブマーケティングの成功に不可欠な条件となります。
「SpeedCurve」の主な特徴
SpeedCurveは、サイトのパフォーマンスを継続的に可視化し、改善をサポートするツールです。Web業界のオープンソースツールであるWebPageTestやGoogle Lighthouseの機能を統合し、以下の特長を提供します。
- 継続的なモニタリング機能メルマガ配信時やセール期間中など、特定のタイミングや時間帯のパフォーマンスを時系列で計測・分析できます。従来のツールでは人的コストがかかっていたタスクを自動化し、常に客観的なデータを取得することが可能です。
- ビジュアルによる直感的なデータ把握独自のビジュアライゼーション機能により、複雑なデータを感覚的に理解できます。これにより、エンジニアだけでなく、ウェブ担当者やマーケッターも簡単にサイトの状態を把握できます。
- 競合比較による改善点の発見自社サイトだけでなく、競合他社のパフォーマンスと比較することで、レンダリング(表示)のされ方を視覚的に把握し、具体的な改善点を見つけることができます。
- 手軽な運用コスト月額8万円〜という従来のサービスに比べて低コストな料金体系(従量課金制)で、導入しやすいのも魅力です。
【ドーモのミッション】U5プロジェクト「5秒以内の表示」を目指して
当社は、2012年からモバイルウェブのUI/UX改善ツール「モビファイ」を提供し、表示速度の最適化を追求してきました。この実績とノウハウを活かし、このたび**「U5(Under 5 Seconds)プロジェクト」**を立ち上げました。
SpeedCurveを活用した「パフォーマンス計測サービス」と、長年培ってきた「UI改善サービス」を組み合わせることで、**「5秒以内の表示」**を実現し、お客様のEコマースにおける売上向上に貢献します。
株式会社ドーモについて
2012年設立。モバイルWebのUI、表示スピードの最適化を実現する「モビファイ」を提供。パフォーマンス改善がEコマースの売上に直結する基本性能であるとの考えのもと、ウェブサイトのUX改善事業を展開しています。
詳細はこちら https://www.domore.co.jp/