【事例】モバイル、タブレット端末のアクセス急上昇!


女子高生の日常にスマホが浸透している
白川『ニコラ』の中心的な読者は中学生の女のコです。毎年「使っているモノ」を調べる読者アンケートをやっていますが、2012年末の時点のアンケートでも、実はスマホの使用率はまだ11%で、まだそれほど高くはありません。とはいえ、誌面の『LINEな日常』という特集は大人気で、女子中学生の日常にスマホが浸透しつつあるのは間違いありません。世の中の流れとしてWEB サイトのスマホ対応は必要なことでした。
柚山モバイルサイトをスマホ対応にしたのは2012年の11月です。それまではフィーチャーフォンで課金制の公式サイトを運営していましたが、スマホ対応を契機に、フィーチャーフォンの公式サイトは終了して、完全にスマホ対応のモバイルサイトに移行しました。そもそも、フィーチャーフォンで課金するサイト運営のスタイルは限界にきていた印象です。まだ数カ月前のことですが、なんだかすごく昔の話をしている気がしますからね(笑)。
タブレット端末が日常的なツールになりつつある

柚山『ニコラネット』は週末や学校が休みの日にアクセスが伸びるサイトで、読者の中学生が家庭にある共用のパソコンなどで見てくれるケースが多いと想定できます。今、モバイルからのアクセス比率はまだ15%程度ですが、毎月、右肩上がりでモバイル比率が高まっている状況です。
白川モバイル端末のなかでも、月額の通信料などがかからないiPodの使用率が8%と高いのは、読者が中学生ならではの特徴といえるでしょうね。使用端末で最も多いのはiPadです。学校の授業へのタブレット端末の導入が急速に進んでますし、中学生にとってタブレット端末が日常的なツールになりつつあるんでしょうね。
ニコラモデルのイベントなど、誌面と動画の連動も
柚山モバイル対応する際に、更新頻度が高い人気コンテンツを上位で表示するように配慮しました。PCサイトでも人気の高いニコラモデルのブログはモバイルでもやはり人気コンテンツです。また『楽しい撮影日記ムービー』という誌面撮影時の舞台裏などを撮影した動画コンテンツは、アクセスが多すぎてサーバーなどの対応に追われるほどの大人気です。
白川動画コンテンツを読者がストレスなく活用できるようになったのも、スマホ対応サイトならではのメリットですよね。最近は、ニコラモデルの運動会やレポート記事の対決イベントなど、誌面と連動した企画を展開できるようになりました。
今後は、広告メニューの用意が必要に

白川『ニコラ』が想定読者の年代を絞り込んだ雑誌ということもあり、『ニコラネット』の読者もどんどん新陳代謝していきます。PCサイトを更新すればモバイルサイトにも反映される変換ツール「モビファイ」を利用していますので、その利点をいかして、これからもフレッシュで楽しいコンテンツをお届けしていきたいですね。
※「モビファイ」はクラウドで実現するレスポンシブWEBデザインであり、Googleのマルチスクリーンベンダーとして認定されています。
■実例紹介 株式会社 新潮社様 『ニコラネット』
