パフォーマンスバジェットをダッシュボードでチェックする
目的:日々のパフォーマンス課題をダッシュボードで、ひと目で確認しその内容を理解します。
Tammy Everts 2018年6月10日
SpeedCurve(スピードカーブ)を利用するなら、無駄な時間を費やしたくはありません。私たちの目標は、ウェブパフォーマンスのデータにアクセスしやすく、理解しやすく、実用的なものにして必要な情報をわずかの時間で手に入れるようにすることです。
ステータスダッシュボードでは、ウェブパフォーマンスの収まったバジェット(予算・緑)と収まらなかったバジェットを(赤)一目で確認できます。
ステータスダッシュボードを利用し、パフォーマンスの悪い場所を診断、修正する方法については、読み進めてください。その前になぜこの機能を作ったのかについてお話しましょう。
ステータスダッシュボードを作成した理由
あなたの人生を楽にする
私たちは、いつも重要なメトリックとデータ視覚化のための有益な方法について話し合っています。すでに何十年もウェブパフォーマンスの体験を続け、多くの意見につながってきました。ダッシュボードでは、いくつかデフォルトのチャートを利用できます。デフォルトチャートは、SpeedCurve(スピードカーブ)のスタート時には便利です。しかし、それは始まりに過ぎません。
あなたは自社のサイトとパフォーマンス目標をほか誰よりもよく知っています。そのため、2017年に「Favorite(お気に入り)のダッシュボード」を公開しました。独自のカスタムチャートを作成し、別のチームやプロジェクトに合わせた別々のダッシュボードを整理組み合わせることができます。 こうして「お気に入りのダッシュボード」内に独自のパフォーマンスパジェットを作成できるようになりました。(ウェブパフォーマンスバジェットについては、この記事を読むことをオススメします)。
顧客には独自の「お気に入りダッシュボード」があり、それぞれ数十枚のチャートがあります。多くのお客様は、パジェット値を越えると通知されるアラートのためにサインアップし、主要なメトリックのアクティビティをまとめた電子メールのレポートを受け取ります。これらも重要な機能ですが、すべてのパフォーマンス予算のステータスを一目で把握できるようになり、課題のメトリックをすばやく把握できます。
どうやって使えばいいか?
ステータスダッシュボードは、左のグローバルナビゲーションバーのように使用できます。 予算をクリックすると、各指標のドリルダウンできます(中下のチャート)。
例えば、赤い地色のアラートが気になりませんか? バックエンドタイムの目標は0.25秒ですが、実際の数字は0.52秒です。この指標をクリックして広げてみると、予算内のすべてのセグメントで、バックエンド予算が27%以上も上回っているだけでなく、30日間以上経過していることがわかります。
各予算のチャートをドリルダウンするには、そのメトリックのリンクをクリックします。 すると、お気に入りのダッシュボードに詳細な時系列チャートが表示されます。 グラフポイントをクリックすると、テスト結果ページにドリルダウンできます。
テスト結果ページには、そのページの推奨されるパフォーマンスの修正を含む、多くの推奨事項の情報が含まれています。
始めましょう!
ステータスダッシュボードは、日々のワークフローを簡素化します。その可能性にまだまだこれからです。
- まだ作成していない場合は、お気に入りのダッシュボード内にカスタムチャートを作成しましょう
- これらのチャートの中で、各チャートパフォーマンスバジェットを作成します。
- ステータスダッシュボードにアクセスして、予算内か予算超過かを一目で確認します。
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