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プロを目指す映像制作初心者におすすめの機材~カメラ編~

こんにちは!高橋遼です

いまやプロの現場でも、一眼カメラで動画を撮影することがスタンダードになりつつあります。特にSONYやPanasonicのカメラは、動画制作者のことを考えて機能が充実してきているため、映像制作だからといって、映像用の高額なカメラやレンズなどの機材を揃える必要もなくなりつつあります。

私自身も、実際の映像制作案件で一眼レフのカメラで映像撮影することもあるため、業務用としても申し分ないスペックを持つカメラが手軽に手に入る時代になりました。

そんなたくさんのカメラが出ているなか、どれをはじめに選んだらいいかわからないという方のために、私がおすすめするカメラをいくつか紹介します。

フルサイズセンサーの解像感と動画の機能も充実した「SONY α7 III」

2018年3月に発売開始されたSONYの新型カメラ「α7 III 」。同シリーズの最新機種ではありますが、元々プロの映像の現場でも多く使われているシリーズの一つです。

まず特筆すべきなのは、映像のきれいさと解像感でしょう。おそらくいままでスマホなどで動画を撮っていたという人にとっては衝撃的にきれいな動画が撮影できるはずです。

また、今回のα7IIIは、動画機能が強化されており、4K動画撮影、フルHD120fpsのハイスピード撮影(※1)、最大ISO感度102800(※2)・・など、かなり優れた動画機材といえるでしょう。

※1 ハイスピード撮影とは、簡単に言うと「スローモーション撮影」という意味です。
※2 ISO感度は数値が大きければ大きいほど、暗い場所で被写体を明るく写すことができます。その代わり、大きくするとノイズが発生しやすくなります。
※作例
そして、個人的にαシリーズをお勧めするのは、S-logという撮影モードの存在です。CMや映画撮影でも使用される撮影モードで、一言でいえば「映像加工を前提とした撮影」ができます。なにより、質感がきれいなのもおすすめする理由の一つです。

このモードを使いこなし、自分で映像の色調を調整できるようになれば、プロの映像制作者として一歩を踏み出せるでしょう。

こんな人におすすめ

・動画制作のプロを目指して機材を選びたい人
・SONYのカメラに慣れている人
・手軽に高画質な映像を撮影したい人

注意点

・長時間のセミナー撮影は向かない(一度の録画で29分までしか撮影できない)
・レンズのバリエーションが少ない(ただし、マウントアダプターで幅は広がる)

公式サイト

動画専用機として最高水準のスペック「Panasonic GH5s」

動画制作者のニーズに応えた機材を次々と世に出しているPanasonicから、2018年1月に発売された「LUMIX GH5s」。

この機材のいいところは、映像機材として手軽でありながら、動画の無制限記録、4K/60pの動画撮影、フルHD240fpsのハイスピード撮影、など、動画専用機としてはこれ以上ないほどのフルスペックであることです。

※作例

また、V-logLが標準搭載され、映像加工で自分の思い通りに色の調整も可能なことや、映像制作において優位なスペックを持っている非常に優秀な機材といえるでしょう。

こんな人におすすめ!

・自然や人物などオールマイティに撮影したい
・セミナー撮影やインタビュー撮影などをしたい
・自分で映画などを撮影したい

注意点

・レンズのバリエーションが少ない(ただし、マウントアダプターで幅は広がる)
公式サイト

業務用のシネマカメラが格安で実現「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」

いままでの二機種は、ある程度ハイスペックなので、30-40万円台(執筆時点)ですが、これから紹介するカメラは約15万円という破格の値段ながら、映画の撮影現場で使われる
カメラに匹敵するスペックを兼ね備えたカメラです。

2018年9月発売予定なので、この記事を書いている時点ではまだ世に出てはいませんが、プロ向けの映像制作機材やソフトを多数手がけるBlack Magic Design社がリリース予定のカメラです。

特筆すべきは、余計なものをそぎ落とし映像のプロ向けに用意された機能の数々で、非圧縮形式での映像記録が可能、フルHD120fpsの動画撮影、暗所に強いデュアルネイティブISO搭載、業務用端子が各種付属・・など、プロ用の機材としては申し分ないスペックです。
※Pocketcinema camera4Kの紹介動画
また、SONYやPanasonicのカメラではない、RAW/Proresでの映像収録ができるので、業務用として活用できる優れものです。

こんな人におすすめ!

・本格的に映像制作のワークフローの勉強をしたい
・高画質を追い求めたいけど、コストは安く抑えたい

注意点
・オートフォーカスは期待薄(マニュアルでのフォーカス操作前提)
・データ容量が多くなる(高画質なので、データ容量がかなり大きくなる傾向に)
・横幅が大きい(横幅が他のカメラより若干大きいので、少しかさばるかも)
公式サイト

まとめ

ここまで3つのカメラを紹介してきました。おそらく動画制作初心者がはじめに扱うカメラとしては、この3つが定番化してくるのではないかと思います。

個人的には、すべてマニュアル操作のBlack Magic Design社のカメラをおすすめしますが、SONY、Panasonicのカメラは家電量販店でも店頭販売されているので、一度機材を触ってみて聞いてみるといいでしょう。

カメラだけでなく、レンズ・バッテリー・記録メディアなど、動画撮影における機材はさまざまなものがあります。今後もおすすめの機材を紹介していきますので、ぜひ動画制作の一歩を踏み出すきっかけにしてくれればうれしいです。

この記事を書いた人

高橋 遼 - Ryo Takahashi 1988年生まれ。2011年に独立、最先端技術からアナログ技術を結ぶクリエイティブを提案。主な事例として、サンシャイン水族館「ペンギンナビ」においては、カンヌライオンズでの最高賞であるゴールド受賞。

その他に、朝日新聞AR広告プロジェクト、スターバックス・コーヒージャパン 「清川あさみコラボキャンペーン」、HIS ARプロモーション、Jリーグ「ヤマザキナビスコカップ2012ARプロモーション」、積水ハウスARプロモーション、サンライズ ガンダム35周年「ガンダムUC」プロモーション、松竹「クロユリ団地」公開記念プロモーション等、多数のプロモーションを手がける。

– Awards Cannes Lions 2013,2014 - Gold / Silver /Bronze ADFEST 2014 – Silver LOTUS Spikes Asia 2013 – Silver
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